立春限定・東海道七福神巡り!

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皆さんこんにちは!添乗員の奈櫻です。

先日「東海道七福神巡り」をプライベートでご案内してきました。

 

日本人の本来の大晦日は節分の日、そして翌日の立春からが新年です。

なので2025年の元旦は立春の日なんですよ!

 

今年はちょっとイレギュラーで2月3日の23:10に立春に切り替わったので、2月2日に節分の豆まきをしているお寺さんがほとんどでしたね。

ただ、2月4日もまだまだ「春分」のエネルギーはあります。

 

という事で、今年も神社好きの皆様を2月4日に、毎年恒例の「立春限定・東海七福神巡り」をご案内してきました。

昨年から引き続きご参加して頂いた方もいらっしゃいました♪

 

全国にはたくさんの「七福神巡り」がありますが、実は「立春の日に東海七福神巡り」を7年続けて巡ると、家一軒建つと言われている都内でも最強の七福神と言われています。

 

北品川から大森まで約4.5㎞、旧東海道を歩きますので、江戸時代についてもお話ししながらの街歩きも兼ねてのご案内。

 

徳川家康が1600年関ヶ原の戦いで天下を統一し、江戸幕府を開いた徳川家康はその政治の基盤を確実にする為に、東海道・中山道・日光街道・奥州街道・甲州街道の五街道を整備しました。

 

七福神とは、多大な「福」を私達にもたらしてくれるとされる、七柱のありがたい神様たちのことです。

言ってしまえば「最強の福の神七人衆」、日本では「縁起がいい」とお馴染みの七福神ですが、実は彼らの多くは日本が起源ではなく、インドや中国が起源の神様がほとんどです。

 

今回の七福神巡りを簡単にご紹介します。

スタートは品川神社からです。

 

品川神社は福徳円満で財宝をもたらす大願成就の神①大黒天様が祀られています。

 

こちらの神社は都内でも珍しい「昇り龍・下り龍」の彫刻が施された石造鳥居があります。

 

そして忘れていけないのが「阿那稲荷神社下社」にある「一粒万倍の御神水」です。

こちらの御神水で、お札、小銭、印鑑、通帳を洗うと金運に繋がると言われており、知る人ぞ知るパワースポットです。

 

品川神社にある7つの鳥居をくぐると「無病息災」のご利益があるとされています。

寛容で福寿・財宝をもたらす神②布袋尊がお祀りされている「養願寺」に行く途中に「煉瓦の壁」があります。

 

この煉瓦塀は、映画のロケ地としても使用されています。

なかなか雰囲気のある壁で、江戸時代後期の煉瓦の壁だそうです。

 

そして毎日境内のお庭に「打ち水」をしていてる、延命・長寿と福徳をもたらす神③寿老人をお祀りしている「一心寺」です。

いつ行っても清々しいです。

 

平日に大人数で御朱印を頂いたり、参拝するのが珍しかったようで、特別にご住職からお祓いをして頂きました。

粋なサプライズで皆さん喜んでいました♪

 

ご案内した日はお休みでしたが、品川商店街には創業130年の和菓子店「木村家」も有名です。

昔ながらのみたらし団子や大福が有名です。

 

目黒川沿いの荏原神社には愛情と智慧を授け、富貴開運をもたらす④恵比寿神がお祀りされております。

 

こちらの神社の屋根から「龍」が飛び出しています。

 

そして荏原神社の寒緋桜(かんぴざくら)が有名で多くの方達が写真を撮りに来てました。

 

旧東海道にある「品川宿」は古典落語にも出てくるように、宿の窓からは遠く安房・上総まで見渡せ、春の潮干狩り・御殿山の桜・東海寺の牡丹・海晏寺の紅葉等、大変風光明媚な、江戸からも日帰りできる程道行きの為、行楽地として有名でした。

また、食べ物も海の幸・山の幸等、大変新鮮でおいしく、汚い話ですが、品川宿の肥え(こえ)はおいしいものをたくさん食べた排泄物なのでとても栄養があり、肥料にすると大変質の良い作物ができるとのことで、品川宿まで野菜を運んできた農民が、帰りには肥を汲んで帰るほどでした。

しかも肥え(糞尿)は買い取りビジネスとして成り立っていました。

今となってはビックリ👀する商売ですよね。

 

そして品川宿は飯盛り女等(今でいう風俗の方)も多く、「北の吉原」「南の品川」と並び称されるほどの有名な遊興地でもありました。

多い時で飯盛り女は品川宿だけで500人いたといわれています。

今年のNHK大河ドラマ「べらぼう」は新吉原が舞台ですね。

 

なんて事を話しながら、七福神巡りをご案内しておりました。

開運厄除けと財宝をもたらす神⑤毘沙門天をお祀りしている品川寺(ほんせんじ)は、入口にある大きな銅造、地蔵菩薩坐像は「江戸六地蔵」の一つで東京都指定文化財です。

境内には「洋行帰りの鐘」と呼ばれる梵鐘や樹齢600年と伝えられる大イチョウがあります。

 

天祖・諏訪神社には財宝と人望と出世をもたらす神⑥福禄寿をお祀りしています。

境内には厳島神社もあり、御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の決まっております。

そして市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は、弁財天として信仰される女神でもあり、蛇の化身ともいわれています。

 

2025年は巳年という事で、なんと今年から限定御朱印を始めたそうです!

 

最後は富貴開運をもたらす神⑦弁財天をお祀りしている磐井神社です。

社殿の左、池の中に弁天島があり、ここに琵琶を持つ弁財天が祀られています。

御朱印も多数ありました!

 

ご案内した当日は晴天にも恵まれ、初詣を兼ねた七福神巡りでしたので良い新年の幕開けでした。

また来年も開催したいと思います。

神社好きの方達をまだまだご案内したい神社・仏閣がありますので、またスペシャルなイベントを企画主催する予定です!

 

そして4月14日(月)に四季の旅より「諏訪大社四社巡り」をご案内させて頂きますので楽しい1日を過ごしませんか?

お待ちしております。

 

四季の旅添乗員 奈櫻より

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