諏訪大社の神事をテーマにした映画 「鹿の國」を観て来ました
更新日:2025.01.28
この記事の筆者紹介
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四季の旅の添乗員をするようになってから4年たちました。以前オーストラリアに7年韓国に3年住んでいました。オーストラリアでは現地ガイドをしていて2019年に帰国後添乗員の仕事をはじめました。趣味は旅行です!
お休みの日には電車と野生の生き物が大好きでそれらの写真撮影をしにあちこち出かけています。
皆様の旅が楽しいものになるよう密かに頑張っています。これからもよろしくお願いいたします。
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皆様毎日寒い日が続きますがおかわりありませんか?
私は1月は添乗の仕事が少な目で、毎日ゆったりのんびり過ごしています。
そんな「暇時間」を使って図書館で調べ物をしたり、美術館に行ったりインプットの日々を過ごしています。
さて、そのインプットの一環でとある映画を観てきました。
「鹿の國」という諏訪大社の神事をテーマにした映画です。
諏訪大社に行くたびにいろいろなご案内をするわけですが、諏訪のご案内はとても難しいです。
一般的に古事記に書かれている神様の話を中心に話すことが多いのですが、諏訪は古事記よりもっと古く中世から土着している信仰があり、それがかなり根強いです。
例えば、上社前宮の十間廊で行われる御頭祭や御室社がある場所で半地下の土室の中でかつて行われていたという「ミシャクジ神」にまつわる神事など、他の神社にはない独特の神事がたくさんあります。
これらをもっと詳しく知りたい、深堀たい、という思いをかねてから持っていました。
…というわけでこの映画の存在を知って、速攻で観に行ってききました。
諏訪大社の神事についてそういった思いを持っているのは私だけではなかったようです。
平日にも関わらず観に行った回は満席。
予約していなかったため夕方のチケットを取り、時間を潰して挑みました。
これから観る方がいるかもしれないのでネタバレはしませんが、かなり面白かったです。
一層諏訪大社に対する理解が深まりました。
チラシに写っているのは「ミジャクシ」で地元諏訪の少年が演じています。
映画館のロビーにある映画をテーマにしたアートで、お札は「 鹿食免 」という命を頂くためのお札で諏訪大社独自のものです。
パンフレットの言う名のほぼ史料集。
丁度監督の舞台挨拶があり、更に興味深い話が聞けてラッキーでした。
上社前宮 十間廊
上社前宮 御室社
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1月いっぱいは確実に上映していて、2月も上映があるようです。
https://shikanokuni.vfo.co.jp/
ご興味、お時間のある方は映画を観に行ってみてくださいね。
そして観た後にはぜひ諏訪大社四社めぐりへご参加ください。
いつもとはまた違う心持ちでご参拝ができるかもしれません。
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