法話は究極のエンターテイメント?~奈良の古寺を巡る旅~
更新日:2020.05.19

この記事の筆者紹介

- 自然の中に溶け込む神社が好きです。だから戸隠や富士山が好きです。魚が好きです。だからスシローなど回転寿司によく行きます。和風の家が好きです。だから茶室付きのアパートに住んでいます。舞台が好きです。だから劇団四季のミュージカルをよく見に行きます。頭が弱いです。だから独り言をよく言います。整理するのが苦手です。だから机の上が汚いです。薄っぺらい人間ですが、今後も前向きに頑張っていこうと思います。よろしくお願いします。
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「法話(ほうわ)」と聞いて皆さんはどんな様子を想像されますか?
wikipediaによれば、「法話(ほうわ)とは、仏教において使われる言葉であり、僧侶や住職が聴衆の前で話をすることを意味する。」だそうです。
簡単に言えば、「お坊さんのお話」といったところでしょうか。
お坊さんのお話というと、なんとなく「難しそう」とか「厳しそう」というイメージをお持ちの方もいると思います。
しかし、難しい仏教の教えも、多くの方に興味をもって聞いていただけるように、工夫されているお坊さんがたくさんいます。
有名な方といえば故人ですが、薬師寺の「高田好胤(たかだこういん)」さんです。「究極の語りのエンタテイナー」とも言われたユニークな語り口で有名でした。
四季の旅のツアーで同行した場所でいうと印象的だったのは
出羽三山の即身仏で有名な「大日坊(だいにちぼう)」のご住職。
止まらないマシンガントークと畳みかけるような迫力が印象的でした。
こういった個性的な法話には賛否両論がありますが、私はこういった個性的なお坊さんがいる寺が好きです。
奈良ののどかな雰囲気が好きで、休みになるとふらふらと遊びに行ったりもするのですが・・・
その時出会ったお寺の住職さんで印象的だったのが「安倍文殊院」の植田さん。
やはり、畳みかけるような軽妙なトークとともに目力がすごくて印象に残っています。
法話の前にまず出身地を聞かれまして、東京のあの寺は実は○○でとか、大阪のあの寺は○○でなどと参拝者の身近な小話からスタート。段々と本題に入り、参拝者の一体感が生まれてきたところで、核心に入ります。
その語り口は、まるで落語かカリスマ予備校講師の授業を見ているようなそんな印象でした。
そこで最後に出された話題が「奈良大和四寺巡礼(よじじゅんれい)」
いずれも1000年以上の歴史をもつ、室生寺(むろうじ)・長谷寺(はせでら)・岡寺(おかでら)・安倍文殊院(あべのもんじゅいん)を回る巡礼の旅。
長谷寺・室生寺は何度か行ったことがある大好きな場所。
岡寺は行ったことはありませんが一度訪れてみたいと考えていました。
私は、住職の言葉のままに巡礼着をいただき、四寺巡礼を始めてしまったのでした。
思い付きで行ったので長谷寺を参拝する頃には夕方になりましたが、灯篭が幻想的でした。


室生寺は特別ライトアップをしていました。

「やっぱり、いいなあ」
この良さは私の語彙力ではとても伝えられないので、これを機にツアー化を考えています。
ツアー造成の相談で安倍文殊院に電話をしたところ、植田さんが対応してくれました。
やはり畳みかけるようなマシンガントークでしたが、親切に対応してくださり、「がんばれよー」と声をかけてくださいました。
もうすぐ四季の旅版の、奈良・四寺巡礼ツアーをお見せできると思います。
時間の制約はありますが、可能な限り各お寺で法話をいただく予定です。
※このブログでは武内が視察したときの写真を用いたため、ライトアップされていますが、四季の旅の四寺巡礼ツアーでは昼間の参拝となります。
※仏教について大変詳しい方もいらっしゃると思います。上記文章はあくまで個人の考えです。
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