東京駅丸の内口の隠れた名所「首塚」〜東京駅探検隊その②〜

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東京駅でツアー終了後のお楽しみを紹介するシリーズその②は、大手町のビル街にある平将門の首塚「将門塚」です。

 

 

関東近郊を旅すると平将門の伝説に関わるものが時折登場します。

今から約1000年前の平安時代の初期、関東で最大勢力となった平将門はみずからを新しい天皇「新皇」と名乗り関東を独立国にしようと立ち上がります。

しかし朝廷の派遣した討伐軍に討ち取られてしまうというものです。

 

京都で処刑をされたあと将門の首は何か月たっても眼を見開き、歯ぎしりしているかのようだったといわれいます。

ついには空に飛び立ち、故郷の関東にむけて飛んでいったというのです。

その平将門さんの首が落ちたとされている場所が東京都千代田区大手町のビル街にある将門塚、平将門の首塚です。

 

 

関東大震災のあと大蔵省の仮庁舎を立てたら悪いことが相次いだとか、

戦後になってビルを建てようとしたらブルドーザーが横転したなどと怖い伝承が囁かれる場所。

 

実は私が6歳の頃親に連れられて初めて東京に旅行をした際に、

ディズニーランドに行く前になぜか連れてこられた場所がこちらの将門塚でした。

当時はいまのように整備されていなく、少し薄暗い雰囲気でして、なぜ東京にきて最初に行く場所がここなのか?

非常に印象的だったことを覚えています。

 

お客様におかれましても、存在は知っているけどなかなか足が向かない、なんとなく怖いという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

今では周りのビルの整備にあわせてとてもきれいになりました。

 

 

朝廷の敵として、また怨霊としてえがかれる平将門のイメージとは対象的に、

本当の平将門公は中央の圧政に苦しむ関東の民衆に対してとても優しかったとも言われています。

 

東京駅帰着ツアーの終了後には立ち寄って、将門公に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

注意点として、成田山ツアーの帰りにはいかないほうがよいそうです。

その理由は成田山ツアーでご一緒するときにまたお話します。

 

それでは失礼します。

 

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