あのジブリ作品のモデル?全国から神様が集う祭りを信州に訪ねました

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長野県、飯田の町から山あいに車で1時間。

 

深い山の中に「遠山郷」という地域があります。四季の旅にご参加くださっているお客様にはパワースポット「分杭峠」のもっと奥、というと伝わりやすいでしょうか。

 

年に一度、1年で1番夜が長くなる12月のこの時期に全国から神様が集う祭りが開かれます。

 

神社の釜で湯を焚いて、一昼夜に渡って行われることから
寒い(さむい) 眠い(ねむい)  煙い(けむい)
の3むい祭りと言われているとか。

 

 

神社の中央に設けられた釜にお湯がたかれ、クライマックスには様々な神様が登場します。宮崎駿監督がこちらのお祭りをみて、千と千尋の登場する例の映画のモチーフにしたという話もあります。

 

 

日本各地に伝わる神楽の1つととらえることもできます。

 

各地で観光向けブラッシュアップされているものももちろん素晴らしいですが、霜月祭りはもっともっと素朴です。

 

 

繰り返し繰り返し同じフレーズが繰り返されるお囃子
お酒も入り、ヒートアップしていく会場 
夜もふけると会場全体が一種のトランス状態に

 

宗教も入り交じります。
祝詞もあげるし
御経もあげるし
陰陽道もあるし
「八百万(やおよろず)の神」あらゆるものを神様としてきた日本の信仰の原点を感じられた一夜でした。

 

 

 

ご興味がある方は下記から動画もご覧ください。

 https://youtu.be/bjh3qK9W_Ow?si=j3k6V83DNjXJK_MT

※動画編集: ガイド児玉(Billy) 
四季の旅では富士登山や山旅シリーズのガイドを担っている児玉が南アルプスのガイドの一環としてこの祭りに関わっています。

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